2003-07-23 第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
○鴻池国務大臣 本格的な帰島に当たっては、三宅島火山ガスに関する検討会報告でも提言されておりますように、個々の島民が自分の感受性やそれに応じたリスクを十分理解し、健康影響を最小限にするための生活を送る必要があるわけでございまして、このため、行政においては、帰島前、帰島後のさまざまな段階で住民の理解を促進するためのリスクコミュニケーションを行うとともに、具体的かつきめ細かな安全確保対策を実施する必要があると
○鴻池国務大臣 本格的な帰島に当たっては、三宅島火山ガスに関する検討会報告でも提言されておりますように、個々の島民が自分の感受性やそれに応じたリスクを十分理解し、健康影響を最小限にするための生活を送る必要があるわけでございまして、このため、行政においては、帰島前、帰島後のさまざまな段階で住民の理解を促進するためのリスクコミュニケーションを行うとともに、具体的かつきめ細かな安全確保対策を実施する必要があると
その中の一、二、三につきましては、帰島前避難中の課題としまして、農業の復興復旧の計画を農家に知らせるように、情報公開するようにということを求めております。それに伴いまして、農家と行政とか関係機関の意見交換の場というのもぜひ持っていかなきゃいけないというふうに要望しております。
島へ帰ってからの復興なんですが、一つには、島に避難解除になる前に農業復興していけばどうかという意見もあるんですが、また同時に、帰島のめどが立たないうちに農地の復旧復興していってもむだになるのではないかという意見もありまして、現段階では、帰島前の復旧については意見はまとまっておりません。
帰島者の帰島前職業を見ますと、他に雇用されていた者が多く、自営業などに比べて身軽に転地、転業が可能のゆえだと思います。今後、おしなべて帰島希望者の意を満たすようにするには、生活再建のための援助を強化する必要がございます。 次に、復興事業としてまっ先に重点といたしましたのは、もとより港の整備でございますが、父島は三千トン級バース、母島は五百トン級バースがすでに完成いたしております。
父島では、現在すでに、飲料水にこと欠く状態でありますが、旧島民の帰島前、復興事業の着手前に、生活用水、さらには産業の開発に伴う各種の水の需要を満たすため、十分な調査を行ない、合理的な水の確保をはかり、水の安定的な供給ができるようにあらかじめ解決しておく必要があると思います。
もちろん、帰島したというのは結果においてちゃんとその帰島が実現するということが必要でございますが、その準備行為としては、資金の借り入れその他は帰島前に手続を進めなければ話になりませんから、そういう意味の準備行為は当然初めからできるわけであります。